家の前に公園がある。
子どもたちが遊び、
ベビーカーをひくお母さんたちが散歩をし、
おじさんやおばさんがウォーキングをしている。
犬の散歩も多い。
いつも誰かがいて、部屋にいても声が聞こえる。
Good …
私もときどき歩いたり、
眺めたりする。
いい時間だ。
今日は、落ち葉の上をざくざく歩いてみた。
そしたら、
思っていた以上にやわらかくて、びっくりした。
わぁ…
ふみふみしながら、
うふふ、と少し嬉しくなる。
(アラフォー女子、落ち葉を踏んで
にやける。)
歩くときはいつも整備された“道路”だから、
足元を特に気にしていない。
けれど、今日は足元の落ち葉を眺めて、
何個もどんぐりがあることを発見した。
そして、
土の中でひっそりと存在する根っこのことをイメージした。
落ち葉があることで、少しはあったかいのかな。
落ち葉が弾力材のようになって、
根っこへの衝撃をやわらげているのかな。
木々は堂々とそこに立ち、
葉のない枝を伸ばせるかぎり伸ばしながら、
太陽の光を浴びていた。
私も一緒に、少しの間マスクを外し、太陽をゆっくり浴びた。
(くちびるに太陽を〜〜!)
光とあたたかさというのは、
にんげんのDNAに、安心と希望を想起させるものとして組み込まれているのだろう。
今日も生きている。
変わるものだらけの中で、
自分も変わりながら、生きている。
今日もはしゃぎ声とサッカーボールを蹴る音、鳥のさえずりの野外コンサートでした。♪