やわらかく 揺れる葉 踊る 鳥の舞
たべぞう こころの俳句
街路樹の木に、かわいらしい綺麗な花が咲いていた。
優しいピンク色の花だった。
しばらく見惚れていたら鳥が飛んできた。
鳥は、花の中心にクチバシをつけ、
羽をバタバタとさせた。
そして、少しジャンプして隣の枝に飛び移り、別の花の中心にまたクチバシをつけた。
枝が揺れ、
葉がやわらかく揺れる。
その揺れ方が、
やわらかく踊るようだった。
目に映る自然な弾力は、
脳の中の、
どこか奥の方をやさしくほぐすようだ。
春がやってきたみたい。