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tabeiakiko 2021-01-23
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AkiBlog

子どもたち①

今私は、子どもと関わる仕事をしている。

年齢層は、小学校に上がる前の年長の子達から小学5,6年生くらいまで。

1番小さい子で5歳くらいだ。

(見ているだけで愛くるしい。)

その子達がひらがなを練習している。

「ひらがな、おれ、むずかしい」

えんぴつをぎゅっと握りしめながら、“あり”と書く手前で戸惑っている男の子。隣の子が早く書けているのを見て少し焦っているようだった。

「大丈夫だよ。ここにうす~く書くから、なぞってごらん。」

ゆっくり、ゆっくり書く。

「そうそうできた!いいねー。

次は“り”にいってみよう。」

あ、ね、ぬ、ま、な、

など、曲線が多い文字は難しそうである。

くるっと円を描くところの位置が変わったり、2個の円ができたり。

それでも、何度も書くうちにだんだん書けるようになって、書くスピードも早くなってくる。

表情も少しずつ変わってくる。

子どもたちの一生懸命な姿を見ていると、ふと思う。

何度も何度もくりかえして、覚えていくんだ。

ひらがなも、漢字も。

そして、周りの子とスピードがちがくていい。

今私は英語を勉強しているが、単語を覚えては忘れる。そのくりかえしだ。時々、簡単な言葉でも出てこない。(それは日本語でもあることだが)

それでも、口に出したり何度も聞くことで少しずつ覚えていく。

知っていることが当たり前の状態になっていく。

何度も練習だ…

ゆっくりでも、

まちがえても。

何度でも。

子どもたちの背中を見て、

背中を押された感覚になった。

ps.子どもたちは、消しゴムが机から落ちると、とたんに消しゴムがロケットになり、えんぴつはミサイルになって遊ぶ。スティックのりも、のりの部分に手をつっこんで遊び道具になる。(ほじくっていてびっくりした。)

ハラハラしながらも、楽しそうにしている姿に、極上の豊かさ感じる。

いいねいいね。

“たくさん遊んで”

“ぐんぐん伸びて”

ふかふかの土 子どもたち②
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