しずかな音楽を流して、
俵万智さんの歌集を読む。
しばらく読んでいると、
涙がふっと出そうになった。
何かが溶けた気がした。
私の体は椅子に座っているけど
句の、それぞれの世界に漂って
移動しながら味わったような感じがする。
沖縄の湿度のある空気
伸びやかな空と
平和とは言えない様々なこと
鳥や花、昆虫たちの存在感
男女
死のまわりの空気
その時の景色を切り取り、
時間を切り取り、
それがカメラのようでもあり、
短編の映画のようでもあり、、
ことばが創る世界が、
とても豊かで、
ゆっくり染み込んで、
気持ちがよかった。
とてもぜいたくな
良い時間でした。
俵万智さん、ありがとう。



