毎日、微妙な緊張感を伴って暮らしている。
朝ニュースを見て1日が始まり、“感染者数”という文字と数字に、目が慣れてきている。
サイレンの音にも慣れてきた。
数週間前、情報を取り入れ過ぎてパンクした。様々な人の意見や考え方、行動が、国によっても人によっても異なるため、自分が何に焦点を合わせたらよいのか分からなくなった。
絵を描く気になれない…
それがとてもきつかった。
それから、舵取りをし直した。
“社会のために”
“だれかのために”
から、少し距離を置いた。
もともと読みたかった本を読み、
たくさん音楽を聴くようになった。
オンラインの英会話レッスンをしたり、ひたすら掃除したり。
何ヶ月先に社会がどうなるかは分からない。
そして、お金の心配もリアルにある。
従業員がいる社長さん達や経営者の方々は、本当に毎日いろんな制度を探して利用したり、工夫しながら従業員を守るために奮闘されていると思う。
実際そういう話も聞く。
休めないお仕事も、たくさんある。
医療現場の方、物流関係の方、スーパーのレジの方、そしてそのご家族の方も。
日本の芸能人や海外の有名人も、寄付や応援の活動をされている。
勇気をもらう。
こころがあたたかくなる。
詐欺も増えているけど、
あたたかいニュースも多い。
優しい気持ちが循環している。
今自分が生活ができていることが、
たくさんの人の存在があるからなんだと
改めて、圧倒される。
ありがとう、、
とわいてくる。
時間を丁寧に過ごしたいと思う。


